農の遊び、学び、テーマパーク
モクモクファームには仕掛けで溢れかえっている。「エコ」「遊び」「学び」・・。何れも丁寧で親切で遊び心たっぷり。たっぷり過ぎる!?・・腹が減ると食べたくなる。必要以上に食べる必要は無いのだ。いつでも食べるものが周りにあったら採る工夫をしなくなる。一方、学びたくなるとヒトは図書館に行く。膨大な資料の中から求める知識を探す。たくさんあればあるほどニーズと合ったものと出会いやすくなるに違いない。必要なものをコンパクトな空間で的確にブラッシュアップして与えてくれるのがコンビニである。必要なものが無くて不便を感じることが最も少ない?所であり「顧客の都合第一」のビジネス。快適=満足ではない。あらゆるものが与えられて不自由なく与えられて過ごせることよりも、不便を感じたときに即座に応対してくれることのほうが満足度が高い。
自分のペースで選べる事が快適と思える私は、選ばされるのが嫌い、たくさん揃っていることよりも”無いこと”に感動する経験を多くしてきた。なぜなら減らすほうがよっぽど難しく、実はたいへんなコストと時間を用すると実感しているからだ。
モクモクファームは、圧倒的にコンテンツが多い、文字の説明が多いサービスという印象を持った。与えられている不自由さと裏腹に、通り過ぎてしまわないメリットや、家族で学ぶ場として大変効率のよい仕組みだと思う。理念を周知することに事欠かず、完璧を目指しているようにも映る。日帰りGTを主眼に置くという商業施設。ファンによって支えられているというビジネス形態で見事に成功している。溢れかえる仕掛けが仕組みになってしまっていないか、今後観察していきたいと感じた。
今回、大会のプログラムの一部として訪れた我々はモクモクファームが求める顧客でなかったかもしれない。夕方から朝まで。自由時間がほとんど無く限られた時間でどこまで正しく視ることができたかは定かではないが、気になるところをピックアップしてみた。
コテージへ続く道(夕)急な坂の横には年齢毎の休憩ベンチがある。頑張って歩けば若い?ということなのだ。
コテージ内_ドーム型のコテージは宙2階のイビキが耳元に響く。省電力を促す演出が至る所に。長期滞在というより合宿需要向きだろうか?
ショップ↓
ハムソーセージ、精肉まである。
粉物も手作り
自慢のミルク。ヨーグルトはあるがチーズはこれからだろうか?
エコの仕掛け
「一人分の食器の食器の片付けにかかるお金10円を食育活動や環境保全の活動に寄付します」とある。くるくるコインは食堂のテーブルや客室に置いてあって、くるくるBOXに投入することで有効となる仕組み。#今回もくもくのスタッフと接する機会がほとんどなかったためだと思うが解りにくい。理念の周知や啓発を意味するのだろう。
ソーラーシステムの外灯
センサーライト
とりわけゴミはポイント。数日滞在すればこの面白みは実感できるはず
こどもでも理解できそうな表現はありがたい
遊び、学びの仕掛け
道路の脇のハンモックでは昼寝はできないだろう。園の入り口、わくわくしてゆっくり読む気になれるかな。
花塾市場。”塾”とつくだけあってテーマを意識した品揃え。コンパクトで学ぶにはほんとうに良い。
右、たけうまと縄跳び。遊び方も書いてある
ゲーム的なグッズや仕掛け
茸のコンテンツは充実している。茸栽培は自然や生き物を学ぶとてもよいきっかけとなる
イラストマップにあった水田は縮小しているのだろうか?田んぼは少ない
サイン、景観、施設
ビアレストランとパン工房はいずれも巨大
枝先になる実。のようにコテージがきれいに並ぶ。それぞれの名前が意味深
ペットを連れて来れる。家族一同滞在できるように
ほだ木はキレイに並べてある。ハウスと合わせると相当な量なはず
きのこのオブジェ。手前にあるのは記念撮影用のカメラ置き場。すみませんシャッター押してもらえませんか?もどこで写真取る?も必要ない。自分ならかえってここで撮りたくないが・・。対面にはBBQコンロがあった。焼きたてを食べれるのだろう。
駐車場の上にぶどう棚が張り巡らされる。ビアレストランも見事だった
トップスターはクリスマスに大活躍だろう
カラフルな色使いはこどもには喜ばれるだろう
温泉と足湯。庭園や岩、お金のかけどころに手を抜かない
池をぐるっと回ってレストランに。ともかく歩かせてもらえる
妙高市のARAIリゾートを思い出したビール工場。
やっぱりあった。神社。20円でおみくじが買える。ここで20分
もみがらで遊べる。通路に面して合鴨を配置。外に出して稲の間で遊んでいたらお客が喜ばないはずがない。はさ掛けにくん炭焼き(?)子供は遊びたい。大人はしゃべりたい。